経理職への就職・転職、就職活動について。

現場が欲しがる!経理未経験でも採用される人材の3条件

経理未経験から経理に就職する難しさ

僕が経理職に転職してから数年、幾度かの年次決算や監査対応を経験し、ベテランというには遠くとも、経理未経験の新人感は薄れてきたような気がする。

そのような立場になってよくわかる。
やっぱり未経験から経理に採用されるのは難しいだろうなあ

僕の勤務先も含め、利益を生まない経理部門に人手の余る会社なんてそうそうない。
誰もがみんな自分の仕事でいっぱいいっぱいの状況では、経理未経験の新人に仕事を教えるのはおろか、やり終えた仕事のチェック体制を整えたり、ミスしたときのフォローをしたりという時間を取るのはとても難しい。

そのため、本当に未経験で、しかも「使えない」人が入ってくると、人手が増えて助かるどころか、逆にマイナスになることがありうる。
自分が入社したころを思い返すとまさにその状況。本当に何もわからないで相当回りに迷惑をかけていたんじゃないだろうか。

それでもこんな人なら未経験でも入ってきて欲しい!と思う条件を3つ挙げてみた。
現場の人間がほしいと思う人材の条件になるので、経理を志望する未経験の人の自己PRにはうってつけになると思う。

また、経理に限らずこれから社会に出る学生さんにも役に立てるのではないかと。

経理未経験に求める三つのポイント

チームワークをしっかり意識している

経理未経験で入社してきた人に当座で求めるのは、高度な仕事ではない。
たとえ簿記一級やUSCPAを持っていたとしたって、実務未経験の段階では基礎的なことすら知らないのは間違いないからだ。

仕事を教えてもらうのをただ待っている受身の姿勢ではなおさらない。
何も知らない経理未経験の人間がただ降ってきた仕事に取り組むだけでは、当たり前すぎて給料(決して高くない)以上の働きにはならない。

むしろその人に求められるのは、先輩や上司の簡単な仕事をできる範囲で手伝い、チームに貢献する姿勢になる。

経理未経験の人間を採用する企業側の大きなポイントの一つは「経費(給料)の安さ」。
その給料の安さを利用して、先輩や上司がやっている生産性の低い仕事を引き受ければ、チーム全体のコストに対する生産性を向上させることができる。

つまり、コピー取りやFAXの仕分けなどの雑務や、銀行や郵便局、官公庁へのお使いなど、「簡単だけど面倒くさい仕事・簡単だけど時間のかかる仕事」を先輩から率先して引き受け、それらをしっかりこなしていく。

そうすることで、自分の視野が広がるだけでなく、先輩や上司がより重要度の高い仕事に時間を使えるので、チームの生産性向上につながるということだ。
自分のことだけでなく、チームワークまで考えて行動する姿勢は絶対に評価されるし、ひいては今後の自分のキャリアアップにも有効に働くのは間違いない。

a0002_002425

仕事に対して前向きな姿勢を見せること

たとえば、しっかりメモを取ること。
当然?かもしれないけど、とても重要なことだ。

一回教えてもらっただけで、それをしっかり頭に入れ、自分ひとりで再現できる、そんな仕事ばかりじゃない。
複雑な手順を経て終わらせる仕事や、一週間に一回・一ヶ月に一回しか行わない仕事などは、多少記憶力が良くても次自分でやるときまで覚えておくのは難しいだろう。

そういうときには、最初に教えてもらったときにしっかりメモを残しておけるかが非常に重要になる。
しっかりメモを残しておくことで、教えてもらう際には余分な時間を取ってしまうかもしれないけど、その追加の数分が二度教える・三度教える手間を省いてくれるし、大事な部分の聞きもれによるミスもなくしてくれる。

a0008_001845

追加の仕事を依頼されたときに、嫌な顔や面倒くさそうな態度を取らないことも大切だ。

いくら入社したばかりでモチベーションが高かったとしても、嫌な仕事や面倒くさい仕事はある。
たくさんの仕事で手一杯のときに何か追加で仕事を依頼されると、露骨に嫌な顔や態度をしてしまいそうになることだってある。

ただ、そこはぐっとこらえ、とりあえず表面上だけでも明るい声や返事で引き受けたい。

そこで面倒くさいことを上司や先輩に伝えたところで、自分にとって良いことはまず何もないからだ。
逆に「仕事を面倒くさがる人だ」と思われると大ダメージで、重要な仕事を振ってもらうチャンスもなくなってしまうかもしれない。

さらに、自分が仕事をお願いしたいときや、ミスをしてしまったときの相談の際に、同じような態度をとられてしまう可能性もある。
こういったブーメランを防ぐためにも、是非「イヤだなぁ・面倒くさいなぁ」という態度を表面に出さないようにしよう。

わからないときや間違ったときは早めに相談する

経理の仕事は、一旦間違えると自分だけで直すことができないものや、そもそも直してはいけないものも多くある。

入ったばっかりでは直していいのか悪いのかの判断もつかないかもしれないが、それを適当に自分の判断でごまかしてはいけない。
わからないときや、ミスをしたときは必ず上司に相談しなければならない

人間は誰でもミスをするので、上司や先輩も新人がミスをするのはわかっている(上司や先輩だってミスをするし)。

新人がミスしたところで自分の判断による処理をしてしまうと、あとになってそれが発覚したときにより大きな問題になったりする。
チェック体制がしっかりしてる経理部なら、たいていの場合間違った経理処理は後になれば発覚するようになっている。
ごまかしてはいけない。

もちろんみんな忙しくて、上司に「ミスをしました、これはどうすればいいですか」と相談するのは非常に心苦しいときもしばしばある。
そういうときに、前述の「チームワークを意識しているか」「積極的にメモを取る姿勢を見せているか」など、普段の仕事に対する姿勢が活きてくる面もある。

普段から熱心に仕事に取り組んでいれば、上司や先輩がちょっとやそっとミスしたくらいで冷たい対応を取るようなことなんてありえない。
繰り返しになるけど、誰にでもミスはあるってことは経理の人間なら誰でもわかっているから。

a0002_008023

経理未経験でも一緒に働きたい人まとめ

・チームワークを意識して動く人
・仕事に積極的な姿勢を見せてくれる人
・早めの相談を心がける人

簿記や会計知識が豊富だとか、英語が堪能だとか、そういうスキルも歓迎だ。
だけど、上の三つができているほうが「一緒に働きたい」し、逆に上の三つがなければ公認会計士だろうと帰国子女だろうと経理としてうまく仕事をしていくのは難しい。

経理未経験の人が経理職の面接を受けるとき、この3点をうまく自分の強み・弱みや、仕事で心がけていることに織り込むことができれば、面接官に
「この人なら採用してもいいかな」と思ってもらえる可能性を大きく高めることができるので、是非取り込んで欲しい。

~経理未経験から経理に転職するには、エージェントのサポートは欠かせません~


関連記事

コメントは利用できません。

管理人が選ぶオススメ転職エージェント

ご質問・ご要望はこちらまで