経理職への就職・転職、就職活動について。

経理はミスの許されない神経を張る仕事なのか

経理という仕事のイメージと実態の違い

経理という仕事には、どうしても神経質なイメージがつきまとう。
正確でなければならない、1円のミスも許されない…
そんなイメージを経理にお持ちの方も多いと思う。

確かに同じお金を扱う銀行なんかでは、現金と帳簿が1円でも合わないとみんなで見つかるまで探すとか。
とはいえ、実際のところ、そこまで経理の仕事に神経質になる必要はない
しかし、イメージに沿う部分も正直あるので、経理職を目指す方は参考にしていただきたい。

確かに正確性は重要なんだけど

はじめに断っておくと、経理における仕事の正確性が重要でないというわけでは決してない。
先に銀行の例を挙げたが、一般的な事業会社の活動目的は収益の追求にある。
会社の活動の成果ともいえる会社のお金を扱う上で、安易な気持ちで臨むことは許されることではない。
これは経理の基本的な職業倫理ともいえる部分である。

とはいえ、経理だって人間である以上、ミスはやっぱり避けられない。
ベテランだって、課長だって部長だって、ミスから完全に逃げることはできない。
いかに厚いチェック体制を敷いたところで、どうしても発生するヒューマンエラーはある。
そのため、普通は上司だって部下が少しくらいミスをすることは想定の範囲内にあるものである。

また、普通会計システムはすでに入力してしまった仕訳に関して様々な訂正手段がある。
仕訳自体を削除したり、仕訳一部に修正を加えたり、逆仕訳を切って相殺したり。
そういった後からの訂正も一応可能なので、決して経理は「ミスが許されない仕事」というわけではない。

他社宛に多く払ってしまうとか、逆に少なく払ってしまうとか、そういった出納においては話がもう少々重大なんだけど、
正直、こういうケースもそれなりにあるので、許されないというレベルの話でもない。
まぁ、多くの場合支払いにはダブルチェックが伴うので、ミスは一人の責任に回帰されないし。

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むしろ許されないのは…

経理の場合に限らないが、「ミスしないこと」以上に「ミスした時にどうするか」を考えるほうが経理人生では重要かもしれない。
経理の仕事を始めたばかりの頃は、「これくらい気づかれないだろう」と思ってミスを放っておくことがあるかもしれないけど、
複式簿記、および会社のチェックシステムはよくできているもの。
たいてい、後になって「これは何?」ということになって、ミスしたこと以上にすぐに報告しなかったことを怒られる羽目になる。
もちろんミスを報告したときも上司に嫌な顔をされることもあるかもしれないが、してしまったミスはその場で報告するのが一番傷が小さいのだ。

また、ミスとはちょっと違うのだけど、「これなんか変だな?でもまぁいいか」みたいな異変の見逃しも、非常に大きく責任を問われることなので注意したい。
経理の仕事はたいていの場合、「面倒くさいからいっか」は後で自分の首を絞める死亡フラグになる。
驚くほど、経理の仕事は「手抜きが後で自分に返ってくる」のである。

そういう意味で、経理の仕事は正確性以上に責任感を求められると言えるかもしれない。

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