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背景を理解して覚える

 

USCPAの勉強はこうあるべき

 

今日はリース会計の講義を受講していたのだけど、思ったことがある。
BATICの勉強中、リース会計は僕にとって苦手範囲の一つだった。
でも、USCPAの講義を受講してみたら、「あ、リース会計はこういうことなのか」とすぐに理解することができた。

リース会計の範囲自体は、BATICで勉強した内容と大きな違いは無い。
むしろ、ご多分にもれずUSCPAの方が範囲は広いだろう。
でも、USCPAのリース会計の方が理解が早かったのは、一重にアビタスの授業がしっかり考え方まで教えてくれたからに尽きる。

たとえば、オペレーションリースのリース負債額算出などに使う割引率には「借り手の限界借入利子率」を使う。
でも、もし「借り手の限界借入利子率」より「貸し手の包括利子率」を借り手が知っていて、「貸し手の包括利子率」の方が低いなら、「貸し手の包括利子率を使う」。
BATICの勉強時は、暗記科目のごとくこれを純粋に覚えるだけだった。
でも、アビタスの講義ではこれの考え方を教えてくれる。
『基本的に割引率に使う利子率が「借り手の限界借入利子率」なのは、オペレーションリースは「ローンで銀行からお金を借りて購入するのと実質的に等しい取引」だから』だ。
『「貸し手の包括利子率」が「借り手の限界借入利子率」より低い場合、前者を割引率に使用するのは、保守主義の原則に基づいて負債を大きく計上するため』だ。
こういうどっちがどっちかこんがらがりそうな厄介な暗記をしなければいけないとき、字面を覚えるよりむしろ考え方を理解してからの方が遥かに定着する。
多くの市販テキストでは、ここまでしっかり考え方の説明はしてくれない。
こういうときは、予備校を利用してよかったと思う。

原則主義を採用するIFRSが世界的な会計基準統合の流れの中で存在感を増している中で、単純に知識を暗記しただけのCPAと、しっかり背景を理解して知識を定着させているCPAのどちらに優位性があるか、明らかだと思う。
試験に合格するだけなら、もっと過去問演習に注力すべきだとは思うが、CPAとしてのあり方を考えたとき、講義の受講をおろそかにしてはいけないな、と思った次第だ。

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