経理職への就職・転職、就職活動について。

とはいえやっぱり、新卒ではできるだけ大企業に入っておこうよ。

 

新卒の選択肢は本当に幅広いけれど

就職活動のスケジュールが(またまた)大きく変更され、2016年卒の就職活動は2015年3月から、面接は2015年8月からというスケジュールになった。
といっても、どんどん後倒しにされていく就職活動が就活生にどのような影響を与えるのかを論じるのが今回のテーマではない。

一時期に比べかなり高くなった日経平均や、日本の大企業に恩恵の大きい円安を以て「景気がよくなった」と断ずるのは早計かもしれないけど、リーマンショックの影響を受け、就職戦線が極めて厳しかった2010~2012年卒あたりに比べれば、だいぶ就活において学生が取れる選択肢の幅は広いと言ってよいと思う。

そんな今なら言える。
来年以降就活に臨む未来の就活生に、この台詞を声を大にして言っておきたい。
「新卒の就職活動では、(入れる限り)大企業に入っておこう。」

まぁ、多くの学生は会社を社名のブランドとか給料で選んでしまうので、基本的に僕がここで言うまでもない話ではあるんだけど、新卒のときに取れる選択肢は極めて多いが故に、悩んでしまうこともあるかもしれない。
以下に、大企業に入っておくべき理由を述べていく。

やっぱり、お金は大事なんだ

当然の話だけど、中小企業よりも大企業のほうが基本的には給料が高い。
同じ業界内の比較となれば、規模の大小がさらに如実に給料となる。

就活生の仕事を選ぶ上での判断基準が給料の多寡に偏りがちになることに対して、時折批判的な意見も出たりする。
体を壊したら元も子もないだとか、二十代は目先のお金じゃなく成長を重視しろとか、まぁいろんな論調があるわけなんだけど、僕個人としては「稼げるお金を軸にした就職活動」も大いにアリだと思う。

はっきり言っておこう。
「貧すれば鈍する」というのは大マジだ。
当たり前の話だが、お金がないと取れる選択肢がどんどん狭まっていく。
人間の選択肢というのは、基本的には歳をとるに従って減少していくが、お金があればそれをある程度カバーすることができるし、逆にお金がなければさらに選択肢を失っていく。
たとえば、仕事をしていく中で更に業務に関する専門性を高めたいと思い、社会人大学院に通う、もしくは留学する、そんな選択肢も、お金があれば取れるし、お金がなければ取れないのだ。

そんな高尚な話でなくても、男性だったらぶっちゃけお金があった方がモテるし、女性だったらパートナー選びに幅が生まれる。
(とはいえ、稼ぎがいい女性は得てして自分より稼ぎの悪い男性を対象外にしてしまう人が多い気もするけど、本題ではないので割愛)

間違いなく、お金があった方が人生に幅が生まれる。
給料を基準に大企業中心の就活を行うのは、決して間違いではない。

a0023_000046

転職の際に有利である

結論からいえば、中小企業の候補者より大企業の候補者のほうが転職においても有利である。
理由は以下のとおりで、

1)大企業出身者のほうが優秀と思われがち
2)転職後の給料は転職前のものをベースに決定される

1)に関しては、真偽を考えれば必ずしも正しい話ではない。
大企業の社員であれば絶対に中小企業の社員よりも優秀なんてことはなくて、中小企業の社員でも大企業の社員より優秀な人はたくさんいる。
それでも、たとえ理屈にあわなくとも、採用の場においては同じような経歴なら大企業出身者のほうが優秀に感じられてしまうのだ。
たとえば何かのビジネス本の著者の経歴が、聞いたこともない地方の零細企業出身の場合と、マッキンゼーなどの有名外資系コンサル出身の場合で、説得力はどう変わるだろうか?
前者の場合、下手をしたら読む気にもならないのではないだろうか?

残念ながら、大企業から中小への転職は簡単だが、中小企業から大企業への転職は難しいのは事実だ

2)は、候補者の立場になって考えると当然なのだが、転職する際に給料がダウンするというのは望ましくない。
一部のケースを除き、最低でも現状維持、できればある程度の年収アップを望んで転職を考えているはずだ。
当然、転職後の給料は候補者の転職前の給料をベースに検討されることとなる。
そのため、基本的には転職前の給料が高い大企業出身者のほうが転職の際にも有利になることが多いのだ。
ただし、給料に見合わない能力しか持っていない場合、「こいつにこんな給料は出せない」と判断され、採用される可能性が下がってしまう場合もあるので、大企業に勤務することができても、自分のスキルが市場においてどのように評価されるのかは常に意識しておきたい。

これらの理由から、是非就職活動には全力でとりくみ、できる限り大企業に入っておいてほしいと思う。
大企業のほうが中小よりあらゆる面で優れている、なんてことは全くない。
それでも、大学生が取れる最初の一手としてはできる限り大企業に入っておくのが得策なのだ。

関連記事

コメントは利用できません。

管理人が選ぶオススメ転職エージェント

ご質問・ご要望はこちらまで