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給料を上げたい人は知っておくべき!会社の昇給に対する考え方

がんばったのに全然昇給しないのはなぜ?

社会人として仕事に従事していて、自分の給料に無頓着な人はほとんどいない。多くの人は、「もっと給料がほしい」と考えながら仕事をしている。けれど、ほとんどの人は大幅な昇給対象とみなされることはない。

「がんばっているのに」、「仕事はしっかりこなしているのに」今年の昇給はわずかだった…なんて経験は、誰しもあるんじゃないだろうか?
もし昇給が充分にされていないと感じた経験があって、しかもその理由を理解できていないとしたら、それは【会社の昇給に対する考え方を知らないから】かもしれない。

会社はどんな人を昇給させるのか

あなたがいかに自分自身で「自分の給料は低すぎる」と考えていても、実際に昇給されるかどうかとはなんら関係がない。あなたではなく、上司や人事など、評価をする側の人間に「この人の給料は実績の割に低すぎるな」と思わせなければいけないのである。
そのためには、会社にとってどんな人が昇給すべき人だと思われるのかを知っておかなければいけない。
それは、次のような人である。

給料分以上に成果を出す人

まさか、「俺は○○万しか給料をもらってないから、給料をもらってる分以上の仕事はしない」なんて考えている人はいないだろうか。
いや、昇給を望まないのなら、それでも構わない。でも、昇給を望むならその考え方では絶対に望みは叶わない。

というのも、給料は、翌年あなたに与えられる仕事を充分にこなすとみなしたうえで設定されているのだ。
給料をもらった分しか仕事をしない、というのであれば、それは会社の想定の範囲内の働きでしかない。つまり、むしろ会社にあなたの給料設定は適正であると思わせる結果になってしまう。会社の立場に立って考えて、そんな人を翌年大幅に昇給させる必要性があるだろうか?会社からみれば、その人の給料は適正なのだ。
昇給はあとからついてくるものだという認識を忘れてはいけない。

営業であれば、入社数年目の若手なのにもかかわらず主任水準の収益を稼いでいる、とか、課長水準の収益をたたき出している、となったときにようやく、あなたのことを昇給の対象者とみなす。自分に期待されている水準以上の実績を出していてこそ、会社は「こいつの給料はこの低い状態ではまずい」と考える。

割に合わないと思うかもしれないけど、こと給料に関して雇用者と被雇用者のパワーバランスは全くもって平等ではないので、昇給してほしかったら理不尽だろうが割に合わなかろうが成果を出して昇給対象のフィールドに乗るしかないのだ。

積極的に手をあげる人

「給料分以上に成果を出す人」に似ているが、こちらは成果というより職責の話をしている。手を上げる、というのは、積極的に仕事を引き受けていく人、とも言える。
上司が「この仕事誰かにやってもらいたいと思っているんだけど」みたいな事を言葉にしろ態度にしろ示していたら絶好のチャンスである。上司のほうから言ってこなくても、自分から「仕事に余裕があるからいつでも振ってもらって構わない」という意思を示すことも非常に大切だ。

前にも書いたとおり、会社はあなたの給料を翌年あなたに与えられる仕事を過不足なく充分にこなす前提で設定している。つまり、与えられた仕事をしているだけでは、あなたの働きは会社の想定内ということになる。
この「会社の想定内」を崩さない限り、大幅な昇給は見込むべくもない。だってあなたの給料は適正ということなのだから。

そのために、とにかく手を上げることが有効である。
特に営業とは違い、数値による成果がない経理などの事務職にとっては、積極的に自分の職責の範囲を増やし、上司が去年の評価対象で想定していたよりも多くの仕事をこなしている状態にすることが、「会社の想定を崩す」、ひいては大幅な昇給につながる大きなポイントである。仕事が増えることを嫌がっていては、昇給の対象になることは難しい。

ほかの人にできない技能を持っている人

あなたは、他の社内(部署内)の人に真似ができない特別な技能を持っているだろうか?
英語や中国語のような語学でも、プログラミングでも、エクセルのVBAでも、税理士や不動産鑑定士のような資格でも、他業界に関する優れた知見でも何でも良いけど、大切なのは、上司があなたにオンリーワンの技能があることを知っていて、それを仕事で活用しようとしてくることだ。

あなたに特殊な技能がある場合、あなたは上司にとって「ただの部下」から「○○のプロフェッショナル」にランクアップされる。
その技能が仕事に役立っているなら、その技能が役立つ仕事は全てあなたに回ってくるようになり、結果として先に挙げた「給料分以上の成果」と「想定以上の職責」につながることになる。
昇給の重大な要素をあっさりと満たしやすい。
とはいえ、多くの人はそんな特殊な技能を持っているわけではない。
そんな技能を持っていないなら、平日の夜や土日を使って身につけるしかない。昇給したいと思うなら、それを面倒くさいと思ってはいけない。みんなと同じ考え方や行動では、みんなと同じレベルの昇給しか望めないのだ。

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それでも昇給しないなら

上で挙げたような条件をしっかり満たしているはずなのに昇給しない、ということもないとは言えない。
そうなったら、とるべき選択肢は二つ。転職するか、しばらく耐えるかだ。

上司からしても昇給してあげるべきだと思っているのに、昇給させることができないケースがある。
業績が悪い場合と、成果主義が会社の評価基準に充分に浸透していないケースだ。業績が悪い場合、これは正直なところ個人の力ではどうしようもない。会社はしっかりと利益を出して事業を継続していくことが実質的な最大の目的なので、業績が悪い場合は昇給のための充分な原資を作ることができない。

そのような状況で、転職をするか、一時的なものとして耐えるかの判断はきわめて難しい。好況な企業に転職すれば充分な昇給を見込めるかもしれないが、上場企業ならともかく、個別の企業の業績を知るのは簡単ではないため、違う会社に転職してみたら実は元の会社より業績が悪かった…なんてこともありえる。
悪業績は一時的なものとして会社に残っても、その数年間は決して軽視してよい時間じゃないし、業績がまた上向くとも限らない。
未来を正確に予測することはできない以上、これは人ぞれぞれどれだけリスクを許容できるかとか、そういうレベルの話になってくる。

一方で、会社の評価基準において年功序列の意識が強く、成果を出しても充分に昇給に結びつかないこともある。
それでも昇給を望む場合は、さっさと転職してしまうべきだ。
会社の方針や業績を一社員が変えることはできないが、自分の働くフィールドは自分で選ぶことができるということは、会社員が常に念頭におこう。

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