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学歴なんか関係ない!「非学歴エリート」の戦い方がすごい

【非学歴エリート】の戦い方を学ぶ

あなたは、「世間に名前が知れるほど成功したい」と考えているだろうか?
もしくは、「仕事で認められ、高い給料を得て裕福な暮らしをしたい」とかは?

僕は両方考えている。

そんな僕が、久々にガツンと衝撃を受けた本を見つけたので書評を書いてみる。
安井元康氏の、【非学歴エリート】だ。

著者の安井氏は明治学院大学という「中途半端な偏差値の大学」(原文ママ)卒。
確かに、低レベルではないけれど、決して一流とも言えない、普通の学歴の持ち主といっていいと思う。

しかし、そんな普通の学歴を持って社会に出た安井氏は、

・ベンチャー企業での上場実務ほぼ全てを担当しマザーズ上場を果たす
・二十六歳にして役員に就任
・ケンブリッジ大学に入学、MBAを取得
・コンサルティング会社の最年少ディレクターに昇進

と、輝かしいまでのキャリアを築き上げることに成功した。
その成功の秘訣は?というのが、この本の趣旨だ。

…なんだ、どこにでもある普通の自己啓発書じゃないか。
そんな声が聞こえてきそうだ。

確かに、こうやってあらすじを書いてしまうと、どこにでもある普通の自己啓発書だ。
しかし、それでもこの本が独特であるのは、著者が「普通の人」であるから。

「書店のビジネス書コーナーには、グローバルエリートが教える仕事術や、どん底から一発逆転した企業家の成功話が、たくさん並んでいます。
しかし多くの場合、こうした本を読んでも役に立ちません。ごく普通の人間に当てはまるようなことが書かれていないからです。」

本を読んでみると、ある意味で著者の安井氏は「普通の人」ではないような気もしてくるのだが、ともかく生家が恵まれた環境だったり、ずばぬけた頭脳を持って生まれたりしたわけではないことは確かである。

そんな「普通の人」安井氏の、成功の秘訣は何なのだろうか。

圧倒的な成功の秘訣は「圧倒的な努力」である

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実も蓋もないような話だが、結局、圧倒的な結果は圧倒的な努力からしか生まれない。
この本が教えてくれる最大のポイントは、「圧倒的な努力こそ、何もない自分を引き上げてくれる最大の武器である」という、ある意味で無慈悲な結論である。

安井氏は、この努力をすることに関しては間違いなく「普通の人」ではなかった。

・学生時代はどんな日でも一日三時間は勉強
・ベンチャー時代は一日18時間労働が基本
・昼食は時間の節約のために毎日会社そばの某牛丼チェーン、注文して出てくる間も参考書で勉強
・上場に成功した後、過労で血を吐いて倒れる
・入院先でも勉強
・コンサルティング会社でも、数ヶ月間「早朝から早朝まで」連続勤務

…ダメだ、これは真似できそうにない。
正直、僕もそう思う。

でも、この現実はしっかり把握しておかなければならない。
「目立って成功しようと思ったら、このクラスの人間と張り合わなければならない」ってことだ。

まったく同じことをやる必要はないと思う。
でも、「自分は自分に胸を張れるほど、目標に向かって全力で走っているのか?」ということは自分に問いかけてみたい。

そこで首を縦に振れない人間に、成功の可能性はあるのだろうか?

【非学歴エリート】が考える転職のこと

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著者の安井氏は、転職推奨派である。

特に、この部分に関しては、僕も強く同意しておきたい。
「自分の強みを活かすことができて、なおかつ自分の目標にも合致するような場所を積極的に探す。「石の上にも三年。我慢していれば、そのうちいいことがあるよ」などと言いたがるオジサンもいますが、そんな悠長な意見は無視しましょう。
三年も待っていたら、世の中は変わってしまいます。

この記事でも書いたけれど、社会人の、特に若手のうちの一年は非常に貴重。
「石の上にも三年」は無意味どころか有害なアドバイスなので、これを言ってくる人に耳を傾けちゃいけない。

しかし、そんな転職推奨派な安井氏も、「良い転職と悪い転職」をしっかり意識しなければならない、という。
「上司が嫌いだ」「仕事がつまらない」というようなネガティブな理由での転職は「逃げ」である。
(正直、Twitterなどを見てると、この辺を理由に辞めたいという人がずいぶん多い…。)
このような違和感を覚える際に変わるべきは職場ではなく自分なので、そこを理由に転職しても同じことの繰り返しになる、というのがポイントだ。

自分のいる会社でやり尽くし、成長し尽くしてから、実績をもって他の会社に移る。
それこそが転職の際のポイントだということだ。

何も武器がないなら、努力を武器にするしかない

その他にもこの本について書きたいことは山ほどあるのだけど、あまり書きすぎると本の内容をコピーしているようなものだし、このあたりで抑えることにする。

・大企業とベンチャー、どちらが成長できるか
・上司と同僚は無能でいい
・通勤中スマホでゲームをしている人は生き残れない

このように、面白い論点の多い本なので是非読んでみてほしい。

…最初のほうにも書いたけど、この本に書いてあることは、もちろん有用ではあるが、自己啓発書として珍しいことではない。

しかし、それでも、「成功したい普通の人」はこの本を読んでおくべきだと思う。

・あなたはずば抜けた頭脳や才能を持っているのか?
・自分を引っ張りあげてくれるコネクションがあるのか?
・金銭的に恵まれた家に生まれたのか?

・一つも当てはまらないなら、あなたが成功するために何が必要なのか?

普段は目をそらしがちな、この現実について深く考えさせてくれるからだ。

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