経理職への就職・転職、就職活動について。

休みやすい?経理職の連休について考える

GW、経理はカレンダーどおりに休めるのか

ゴールデンウィークももう目前といったところだけど、もう予定は決まっているだろうか。
今年のゴールデンウィークでは、間に挟まった三日間に有給を当て、なんと11連休を実現する人もいるようだ。
さすがに11連休は無理な人でも、カレンダーどおりに休めれば少なくとも4連休にはなる。

一方で、会社や職種によってはカレンダーどおりの休みすら取れない、という人もいる。
販売職やサービス業などの接客系の仕事では、GWのような大型連休はむしろかきいれどきで、そんなときに自分が連休なんてとんでもない、というところも多いと思う。

人によっては「連休はどこも混むからむしろ休みはずらしたい」という人もいるが、一般的には連休は非常にうれしいもの。
そこで今回は、「経理は連休をとりやすい仕事なのか?」を考えてみたい。

例によってあくまで一般論で、実態は会社や上司次第、となるのはご了承いただきたい。

基本はカレンダーどおりだけど

経理という職種は、一般的には本社の管理部門に分類される。
そのような性質上、たとえ土日も営業している店舗型の会社なんかでも、経理部はカレンダー通りの休みになっていることが多い。
(一部企業規模の小さいアパレルや不動産会社の求人などでは土曜日出勤の経理職も見かけるけど)
土日は銀行が営業していないのも、経理職がカレンダー通りに休みやすい理由になるだろう。

しかし残念ながら連休となると、残念ながら経理はまとまった休みを取りにくい仕事に分類されてしまうと思う。
特にゴールデンウィークなんかはなおさらで、今年の十一連休なんか夢のまた夢、ってなるのが普通だ。
僕も、十一連休どころかカレンダー通りの4連休すらムリで、休日出勤を余儀なくされている。

なぜ、経理は連休を取りにくいのか。

経理の仕事はチームプレイだから

僕の場合前職は営業職だったが、一週間くらいの休みは普通に取れた。
営業という仕事は基本的には個人プレーなので、自分の営業成績を度外視すれば休みを取ることにそれほど大きな問題はない。

しかし経理の場合、
・AさんとBさんで一つの仕事を分担しているケース
・Aさんの仕事が終わらないとBさんの別の仕事が始められないケース
などがあり、自分の進捗次第ではほかの人に大いに迷惑をかけてしまう場合があるため、安易に休みづらいことが多い。

経理の仕事では代わりがいないことがあるから

経理部は、たいてい人数的に困窮していることが多い。
どこの会社でも、利益を生まない間接部門に人を余らせたくないからだ。

そのため、中堅以下の企業の経理部においては、「この仕事はAさんにしかできない」というような仕事がどうしても発生しがちである。
理想としては、一つの業務に対し、それを遂行できる能力がある人間は数人いたほうがよいが、場合によってはそれも難しい。

また、内部統制上の理由から、「○○という業務に携わっているスタッフは××の業務は行えない」というような仕組みができている場合もある。
そのような場合、「自分が休むとこの仕事をやれる人がいないから…」というような考え方になり、どうしても休みにくいというのが実態である。
大企業の場合、経理部でも比較的大所帯になっていることもあり、そういった会社では比較的連休を取りやすくなっているようだ。

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経理は常に締め切りに追われているから

営業などの仕事と違い、ノルマや成績に追われない代わりに、経理は常に締め切りに追われることになる。
・毎日やらなければならない仕事
・毎週やらなければならない仕事
・隔週やらなければならない仕事
・月1でやらなければならない仕事…
自分が抱えている仕事を見直すと、この締め切りによってがんじがらめになっていて、とても長期の休みなんてとれないようなスケジュールになっていることもある。

この状況に加えて、先に述べた「自分しかできない仕事がある」状況だともはや逃れようがない。

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月締めというイベントがあるから

経理がゴールデンウィークを充分に休めないのは主にこの理由がある。

上場非上場を問わず多くの会社では、経理が毎月簡単な月次決算ともいえる「月締め」を行う。
それを実現するため、月初は経理が非常に忙しくなるのだ。

たとえば3月中に発生した請求書は、4月6日までには全て入力しておかなければならない、といったような多種多様な締め切りが経理を次から次へと襲うことになる。
いかに祝日といえど、その締め切りから完全に逃れることはできないのだ。

ちなみに外資系の場合、この月次決算がメチャクチャシビアになる。
というのも、日本の祝日と世界の祝日は違うからだ。
彼らは普通に本国のスケジュールで仕事を遂行することを求めてくるので、子会社の国の祝日なんて知ったこっちゃない、というスタンスでくる。
そのため外資系企業では、場合によっては休日返上が当たり前だ。

特に正月(海外では中国など一部を除き新年で長く休むところは少ない)なんかでは、先に述べた月締めの影響で3が日休むのが精一杯、ってのが一般的だ。
外資系の辛さである。

経理は連休を取りにくい:まとめ

以上に述べたように、残念ながら経理はまとまった休みを取りにくい職種だ。
理由は大きく以下のようになっている:

・チームプレイの仕事だから
・仕事に代わりのいないことがあるから
・締め切りに追われているから
・月締めがあるから

とはいえ、プレイヤーではなく管理職になると比較的長期休みを取りやすくなるようだ。

また、ほかの人に仕事を任せられる環境を作るのも一つの仕事のスキルだと思う。
工夫次第では対応のしようもあるし、基本的にはカレンダーどおりの休みが取れる仕事なので、休みに関しては比較的恵まれている仕事なのではないかな、と思っている。

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